楽譜を読むためには欠かせないト音記号。
音楽の教科書にも、ト音記号は頻繁に登場していますが、皆さん「ト音記号が書けますか?」
な〜んとなく覚えているだけで、正確に書ける人って意外に少ないんですよね。
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ト音記号
さて、問題です。
正しいト音記号はどれでしょう?
楽譜を読む際に、ト音記号は・・、もちろんヘ音記号もなくてはならない必須記号です。
これらの記号があるから、鍵盤の場所がわかるのですから。
ト音記号というのは「G(ソ)」が元になった記号です。知ってた?
なんとなく「G」の形が連想できるカタチになっているでしょ?
Gの音である第2線をぐるりと囲みますよね!!
ここが「G(ソ)の音ですよ」と示すのがト音記号なんですね。
さあ、もう正しいト音記号の正解がわかりましたよね?
そう、正解は2番でした!!
何気に毎日見ているト音記号ですが、なぜト音記号なのか?という意味を知らなければ、全てがト音記号に見えてしまうんですよね。
決してビジュアルが良ければいいものではありません。
ピアノをお勉強しているみなさんは、正確なト音記号を知っていて欲しい!!
書いてみると難しい
音楽ドリルなどには「ト音記号を書いてみよう」という練習問題があります。
点線で描かれたト音記号をなぞり、その後自分で書く・・といった形式が多いでしょうか?
小さな子供さんにとって「ト音記号」を書くのは意外に難しいのです。
点線をなぞることはできても、実際一人で書くと、なんだかへんてこりんなト音記号が描かれます。
困った顔で難しいト音記号を書いてみる生徒さんの表情がなんともかわいく、思わず笑ってしまいます。
ごめんね・・。
まるを書くのも難しいのに、ト音記号ってね〜。
仮に書けるようになっても、すぐに忘れてしまうこともしばしば・・
そこで、ト音記号が上手に早く書け、尚且つ忘れない方法を考えてみました。
ト音記号の書き方・覚え方
ピアノのレッスンで、一度は書けるようになるト音記号。
でも、しばらく書かなければまた忘れてしまうという現実。
これは悲しいですよ!!
せっかくピアノをお勉強しているのですから、スラスラッと書けた方が断然かっこいい(そこ?)
Tuttiピアノ教室の生徒さんは、以下のように覚えています。
難しそうにも見えますが、子供はすぐに順応します。
言いながら数個かくと、上手にト音記号が書けるようになりますよ!!
ポイントを言いながら書くことがポイント!
ピアノを弾くにしても、ト音記号を書くにしても、指先を動かすことは、かなり繊細に脳から指令を出す必要があります。
そのため、脳の神経細胞であるニューロンの連結が多くなるんですね。
ピアノを弾くことも、ト音記号を書くことも、脳に強い刺激を与えているんです。
私たち人間の脳は忘れるようにできていると言いますが・・(確かに忘れっぽい)
言いながら、自分の手で書きながら覚えると脳を活性化させるので、記憶の定着が良くなるのです。
自分の手で書くことに加え、ポイントを言いながら覚えることでより深く脳に定着させることができます。
「難しい」「書けない」と思っていたト音記号があっさりと書けるようになるので、生徒さんも嬉しそう。
こうなると、いくつもいくつも書きたくなりますよね〜。笑
スラスラ、サラサラ、得意気にト音記号を書く姿は見ていても気持ち良いもの!!
パーティーD、ベーシックスの生徒さんたちは、「大譜表書いて〜」と言えばスラスラッと書いてくれます。
さらに「Eメジャー調号!」といえば、調号を書くこともへっちゃらです。
楽譜が読める・・には「書ける」ことも必要だと考えています。
自分自身で書くことができて、楽譜に書いてあることが理解できるのではないでしょうか?
楽譜だけではなく、楽語も然り!!
書くことで、読めるようになり、読めることで曲の解釈をより深めることができます。
音楽を総合的に学ぶことで、ピアノ演奏はより濃いものへと変化していきます。
ピアノをお勉強している方は、ぜひ自分の手で、まずはト音記号を書けるようになってください。
早く、上手に、忘れない書き方として上記でご紹介した方法をおすすめいたします。
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