2020年。
コロナウイルス感染拡大防止のための休校期間が長く、1学期が本当に短かったですね。
ようやく学校が再開したと思ったら、もう夏休み。
夏休み中も、もちろんピアノ教室は平常通りです。
宿題、練習を忘れずにね!!
夏休み2020 こっそり計画していたグループレッスン
今頃にはコロナウイルスも少し落ち着いているだろうと考えていました。
夏休みの企画を考え、ワクワクしていたのですが、日が経つにつれ雲行き怪しく、このままでは生徒さんたちが集まって行うイベントは難しいなと。
まさか、こんなに早く第2波が来るなんて、思ってもいませんでした。
コロナによる自粛期間中、思うように発散できなかったので、
夏休みには皆で集まって、ワイワイ賑やかにできるイベントを〜と計画していたのですが、実現できそうにありませんよね。
残念なことです。
子供って、妙な競争心や敵対心があるじゃないですか??
そこを利用して、セオリーの復習をしたかったんです。
レッスンで使っているテキスト「バスティンメソッド」のメリットは、弾くことと並行してセオリーを学んでいけること。
これは専門、専門じゃなくても関係なく、音楽を勉強する上で、ピアノを弾く上で、さらには合唱や吹奏楽を続けていく上でも大切な知識。
その大切な知識を学びつつ、演奏テクニックを磨いていけることが「バスティンメソッド」の素晴らしいところなのです。
学んでも覚えてもセオリーを忘れる
とても高度で素晴らしい知識を身につけても、使わなければ意味がありません。
現に、新陳代謝の良い子供たちは苦労してようやく覚えたことを、いとも簡単に忘れていきます。
しっかりと定着しないままに見ることさえなくなれば、忘れてしまうのも不思議ではありませんよね。
一度学習したセオリーを忘れることのないよう、できるだけレッスン時におさらいするよう心がけていますが、時間的に厳しいこともあるのです。
すると、子供たちは苦労して覚えたセオリーをきれいさっぱり忘れてしまいます。
これは、Tutti教室の生徒さんが・・ということではなく、脳の作りを考えても仕方のないことなのですよね。
だからこそ、反復!!
繰り返し繰り返し復習することで、長期記憶へと変わっていきます。
しかし、レッスン時間には限りがあります。
なかなか、習った全てを毎回復習することができず、「あっ、しばらくやってないわ」と思った時には、全て忘れているという・・?!
こういう時こそグループレッスン
そこで、夏休み企画として久々のグループレッスンを企画するつもりでした。
苦手なこと、面倒なことでも、仲間と一緒に取り組めば楽しく覚えられる!
グループレッスンには、子供達の妙な競争心や敵対心を有効活用して(笑)、良い意味で刺激を受けながら切磋琢磨できるメリットがあります。
こちらの動画を観てください。
8分の6拍子を習いたての二人!
お互い自分が知っている知識に自信を持っており、得意気な表情でリズムを打っています。
とても生き生きとしていますよね。
積極性が見られ、自信に溢れ、肯定感が漲っています。
こういう体験、多ければ多い方が良いです!!
こうして楽しく学ぶことで、脳に残していくことが可能なんですよね。
(これにも有効時間はありますが・・)
こういう時こそ、グループレッスンの良さが発揮できるのですよ。
「みんなと一緒に」が、思うようにできなかったコロナ休暇期間。
子供たちも寂しそうにしていたので、夏休みには〜と思っていたのですが。
思わぬ事態に、私自身も困惑しているところです。
というわけで、夏休みのグループレッスンは実現できませんでした。
頭を切り替えて、これから先のイベントを考えていきたいと思います。
せっかくピアノ教室へ通ってるのに、な〜んのイベントもないではやる気削がれてしまいますよね。
しかし、三密を避けてということになれば、やはり「オンライン」がベストな方法なのか?と思っています。
オンラインで企画すれば、成果発表という形になるでしょうか?
しばらくは、発表会の予定も立てられないので「成果発表」も良い刺激になるのかな?と。
夏休み中に「曲決め」をして、決まったら直ちに練習を始める。
オンライン発表は2ヶ月後くらいになるかな?
発表会と同じように、一曲を深く掘り下げて最高の一曲に仕上げてみましょうか??
今の私は、そんなことを考えています・・・。
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